株式取引で強制ロスカットには注意!なるべく自分で損切りしよう

      2016/03/29

ロスカット

株取引をしていると利益が出ることもあれば、思わぬ所で損失が出ることもあります。

損失が出ているのにそのままにしていると、値上がりをして損失が埋まることもありますが、さらに大きな損失を作ることもあります。

損失を最小限に抑えるために、含み損が出ている状態で損失額を確定してしまうことをロスカット(損切り)といいます。

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株式投資でも信用取引ではロスカットが存在します

損切りのメリットは損失をそれ以上増やさないことにあります。

通常ロスカットというと自分で損失額を確定することですが、強制的にロスカットをされてしまうことがあります。

FXなどをしている方はよくご存知でしょうが、現物取引だけをしている方にとっては、この強制ロスカットは馴染みのない言葉ではないでしょうか。

FXなどでは一定の額まで損失が膨らむと強制的にロスカットをされます。この強制ロスカットは、保証金を預けるような「信用取引」に見られるシステムです。

ロスカットは損失を抑える事は出来るけれども・・・

信用取引などで保証金を割り込む可能性がある場合には強制決済になることもありますし、デリバティブ取引などでも強制ロスカットは行われます。このロスカットにより、現物取引のように損失を低くとどめることができます。

例えば信用取引は、保証金の20%程度割り込むと追証が発生する場合もあります。

追証とは保証金を追加してくれということで、保証金を増やすことによりそのまま取引を続けることができます。

株価が落ちた時に塩漬けを狙うのであれば信用取引は向かない。

この様に強制的なロスカットなどになる場合には、投資判断が間違っていた時の救済処置なのですが、株価が落ちた時に「塩漬け」を狙う人には向いていません。そういう方にとって、強制ロスカットになるということは投資資金を失うことと同じことです。

こういう方は、可能で有れば現物取引をされる事をおすすめ致します。

なので、信用取引等で損失が出たり、出そうな場合には、自分の投資判断が間違っていたと認識し、強制ロスカットになる前に、自分でロスカットをすることが大切な取引きのポイントですね。

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